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正月キャンプツーリングの話

正月キャンプツーリングの話

2H
初めまして、第3工場の2Hです。

 

昨年から森鋼材のブログが始まりました。
 
が、いざ書いてみようとすると
なんとも面白みのない日記のような何かが出来上がってしまい、自身の文才の無さにどうしたものかと思っていたのですが
現場の方のブログも見たい。と広報部から督促状が届きまして、いよいよ観念してこうしてブログを書いております。

 

 

前置きが長くなりましたが
正月休みに熊野の方へキャンプツーリングに行ってきましたので、それについて語っていこうかと思います。

 

 

今回の目的地は田辺川湯キャンプ場。

 

5年ほど前にも1度利用したことのある所でしたが、近くの川湯温泉が安くて良い温泉だったのもあり、再び向かうことにしました。

 

毎回そうなのですが私のキャンプは大体大荷物でして、かつ愛車のタイヤが交換間近だったのもあり、高速は避けて下道でトコトコ走る事4時間強、
熊野大社の程近くにある田辺川湯キャンプ場に昼前位に到着しました。

 

設営を済ませて近くのストアで買い出し、熊野牛のバラ肉とホルモンを今晩のおかずに買い込み、
キャンプ場に戻ってからは、後はひたすら焚き火をしながらコーヒーをすすりながら本を読み続けます。
時折周りの景色や愛車を眺めてはまた本を読む。
木の爆ぜる音を聞きながら火を眺めてはまた読書に帰る。
文字にしてみると何とも面白みもない事ですが、これが実に贅沢な時間なのです。

 

暗くなってからは夕飯の支度。
とは言ってもパウチのご飯を温め、買ってきた肉を焼いて食べるだけの簡単なものですが、それでも国産牛の持つ素材の力は偉大です、旨い。

 

そうして食事を終えたら
後は心ゆくまで火遊びをしてから就寝しました。

 

 

翌朝、朝の冷え込みに目を覚ますと、丁度近くの公衆浴場が開く頃。
冷えた体で温泉へ。

 

生き返った心地がする瞬間ですが、
そもそも自ら進んで冬の真っ只中にバイクに乗って野宿しに来ているのだから、マッチポンプも良いところです。

 

ひとしきり温まってさて帰ろうかという所で、
受付のおばあちゃんが正月だったからだと思いますが、ぜんざいをご馳走してくれました。

 

手作りならではの素朴な甘みと柔らかく煮えた白玉が、冷たい空気の中で食べると体に染み入る旨さで
今回のキャンプで一番旨かったと思いました。
 
 
自分でいい肉を焼いて食うより
おばあちゃんの心遣いの方が遥かにご馳走だった、そんな話です。